Dreamdancer - 更新終了

モバマス初心者向け記事とかを書いていました。弊ブログの内容を転載したい方は最新記事をご覧ください。

第6回シンデレラガール総選挙・予想と短評 #1

第6回シンデレラガール総選挙が始まって早3日目、デレマスPの皆様はいかがお過ごしでしょうか。私はかなり肝を冷やす日が続いています。今回は、Twitterで出回っているいわゆる「出口調査」についての自分の考えも踏まえた上で、ひとまず現状総選挙について予想できそうなことを書いてみたいと思います。

※以下の記事は個人の意見に基づいた総選挙結果予想で、信憑性のあるデータ等に基づいた主張ではありません
※昨年も第5回総選挙について予想していますが、私の予想はことごとく外れています

第6回総選挙の背景事情について

今回の総選挙は、形式が今のところ第5回とほとんど同じということもあり、背景事情についてもほとんど差は見られません。すなわち、第5回で見られたような

  • シンデレラガール(得票第1位)については、月末ガチャが強く影響する
  • 属性上位3位については、程度の差はあれボイス未実装組が後押しされる
  • これまで50位以内にランクインしなかったアイドルもちらほらと顔を見せるようになる

という傾向になると予想されます。一方、今回はこのような事情に加え、

  • 投票したことをTwitterに投稿することができるようになったため、ある程度投票行動が可視化される
  • デレステで「楽曲総選挙」が開催されており、お互いに多少の影響を与え合う

という新たな要因も増えることになりますが、前者については、これまでも中間発表後に当初有利と見られていなかったアイドルが得票を増すといったバンドワゴン効果的な現象が見られており、また後者については「モバマスから楽曲総選挙へ」影響を及ぼす(○○というアイドルに××という曲を歌わせたい)ことはあっても「楽曲総選挙からモバマスへ」影響を及ぼす(××という曲を歌わせたいから○○というアイドルを勝たせよう)ことはないと思われるため、あくまでも大勢としての状況は変わらないものと考えられます。

いわゆる「出口調査」について

今回からTwitterに投票したという報告を投稿できるようになったため、その投稿をアイドルごとにまとめてツイート数・投票ユーザー数を数え上げるという、いわゆる「出口調査」を有志で行っている方が複数名いらっしゃいます。

https://twitter.com/tottokotkd/status/852045124276072448

twitter.com

ざっと私が目にしただけでもこんな感じです。

まず最初に申し上げますと、こういったいわゆる「出口調査」をすることについて私は肯定的な立場を取っています。というのも、ある程度ユーザー内の投票行動が可視化されることは、それが順調な結果であれ劣勢な結果であれ、投票するユーザーにとってのモチベーションたりうると考えるからです。加えて、投票を呼びかける根拠(もう少しで○○圏内に届きそうなんです、等)にもなります。

しかしながら、これらの予想を挙げている方が自ら言及していることもありますが、

  1. Twitterに投稿されていない投票が多数存在する*1
  2. 1回の投票で何枚の投票券が投票されたのか定かでない
  3. 各アイドルのプロデューサーによって投票行動が異なる可能性がある*2

といった観点から、総選挙結果や速報の「予想」として使うことはかなり難しいと思われます。しかしながら1. と2. について、どのアイドルについても「だいたい同じくらい」見えない票が存在し、1回あたりの投票数も「だいたい同じくらい」と仮定するなら、ある程度「出口調査」の結果も検討に値するような気もします。

もちろんこの仮定が成り立つとは考えにくいですが、とりあえずのこれらの仮定を許してその代わり「話半分に数字をとらえる」ということを許すのであれば、「出口調査」の結果・速報値は(重ね重ねになりますが)完全にはアテにできない数字であるものの、ある程度のレベルで非常に参考になる数字たりえるということを、ここに主張しておきたいと思います。

予想:シンデレラガールについて

前置きが長くなりましたが、ここからが予想の本番です。まず、誰がシンデレラガールになるか、属性別に候補を予想してみます。

キュート:突出した存在はいないが佐久間まゆに注目

キュートといえば、従来から前川みく安部菜々の両名がかなり安定した強さを見せており、第4回・第5回では揃って1桁順位にランクインしています。しかしながら、最も惜しかった第4回で前川みくが2位につけた時以外でシンデレラガールの座に迫る勢いを見せたことはなく、あえて言うならば第5回でも卯月が圧倒的すぎた結果「次につながる」という雰囲気の得票数にはなりませんでした。

先代シンデレラガール(CG)である卯月については、やはり歴代CGと同様、前回のCG獲得から5thアニバに続く流れで卯月Pが疲弊したと考えられるため上位ランクインは望めないと考えられます。ではキュートにはもう第6代CGが望める人材はいないのかというとそうでもなく、「出口調査」を見ると佐久間まゆが今のところトップ層に位置しています。

ここ数回の総選挙で佐久間まゆは安定して上位50位ランクインを果たしているものの、第5回は27位とそこそこの結果に終わっており、正直なところトップ層にいるかもしれないという現状は意外ですし、前章で述べた3. の通りまゆPの投票行動が特殊(他のアイドルと比べてツイート多め)ということも考えられます。しかし、もし仮に現状の「出口調査」に表れている状況の通りであるなら、シンデレラガールに最も近いCuアイドルは佐久間まゆということになります。ここは中間発表の結果で確かめたいポイントの1つです。

クール:高垣楓が断トツ有利の前評判だが、藤原肇もワンチャン

クールでシンデレラガール候補といえば何と言っても高垣楓ということになりますが、ここへ来て藤原肇の勢いが非常に強いです。やはり前回10位にランクインしておきながらその後サプライズのボイス実装もなく、というかその前から総選挙では安定して結果を残しているのにかなり「不遇」とも言える現状から、言わば「リベンジボーナス」的なバフが掛かっているとも予想されます。

しかしながら、これまた前述した通り肇Pの投票行動が特殊である可能性もかなり高いと考えられます。より具体的に言うならば、Twitterに現れていないいわゆる「暗票」の数を比べると楓の方が恐らく多いでしょう。このことから、やはり中間発表が出てみないと、Coの一番手争いはかなりの接戦になっているかもしれないし、そうでないかもしれないとしか言えないと思われます。

パッション:一番手は本田未央だがやや厳しい

パッションの総選挙上位はキュートやクールと異なり(ガチャブーストを抜きにしても)回を追うごとにめまぐるしくメンバーが入れ替わるという印象がありますが、その中でも安定した成績を残せているアイドルというと本田未央ということになります。今回も「シンデレラガールは楓か未央」と予想されている方が少なくないかと思いますが、現状「出口調査」ではまゆ・楓・肇の一番手グループからは一歩引いた二番手グループに位置しています。

正直楓の集票力は第6回のCG候補の中でも頭一つ分抜けており、それに追随しているかもしれないアイドルがまゆ・肇と2名いる中で先頭集団に遅れを取っているのはかなりの痛手と思われます。また、Paは属性内2位以下にボイス実装を待っている有力なタレントが複数名いる中で票が分散しやすい傾向もあると考えられるため、一番手は未央だが、現状CGを狙うには厳しいという結論になってしまいます。

結論:やっぱりガチャブが物を言うのではないか

ということで、シンデレラガール候補の有力度の関係をまとめると、大体以下のようになります。

楓>肇≒まゆ>>未央

もし中間発表の結果肇が1位で楓が2位なんてことがあったら、その暁にはCG争いはかつてない激しい闘いになるでしょう。まゆが1位・2位に絡んだ場合も同様です。

しかし、上記の議論で無視している非常に重要な要素があることに皆様もお気づきかと思います。それはズバリガチャブースト(ガチャブ)で、今回についてもやはりガチャブがあれば非常に有利になると言わざるを得ません。前回の第5回では1位の卯月と2位の楓の差は約30万票となっており、月末ガチャのうち投票券がついているものを700人が回せばひっくり返る差です。*3結局卯月が差し勝った要因として、ガチャブは重要な要因の1つと言えるでしょう。それが今回にも言えると思います。

ということで、結論としては「ガチャブがつくなら楓で決まり、楓以外の3人にガチャブがつくならそのアイドルが圧倒的有利に立つ」という何の面白みもない予想となります。

予想:属性上位3位について

お次は総選挙CD選抜圏内となる、「属性別の上位3位」の予想になります。

キュート:非常に厚い壁を関裕美は乗り越えられるか

CuはCG予想でも既に述べた通り、安定して上位に入る人材が揃っています。前川みく安部菜々は今回もかなり有利であり、さらに今回上がってきた佐久間まゆ、さらには緒方智絵里輿水幸子といった名だたるメンバーが揃っています。今回焦点になるのが、ボイス未実装の関裕美がこの中に割って入っていけるかどうかという問題になります。

やはり現状上位ランクインが予想されるボイス実装済みメンバーは、過去の総選挙でも実績があり、デレステP等広く知名度を持ったアイドルです。しかしながら、一方で今回の場合頭抜けたアイドルは今のところまゆぐらいで、他のアイドルはかなり近いところで競っている状況になっています。私の予想では、裕美が上位ランクインを果たせる可能性は十分あると考えています。他の有力だったCuアイドルの早坂美玲・乙倉悠貴にボイスが実装された今、Cuアイドルの中で「次にボイスをつけよう」という向きが働く最有力候補は裕美であり、裕美Pだけでなく広く支援票を集められれば名だたるメンバーにも勝てるのではないかと思います。

クール:楓と肇の2枠は確定、荒木比奈はTP越えなるか

楓と肇については最早CG争いというレベルの話なので言及は不要でしょう。ということで問題になるのが「Co3位に誰が入るか」という問題になります。最も有力なのが「トライアドプリムス」(TP)のうち北条加蓮神谷奈緒ということになりますが*4、Cu同様に気になるのが荒木比奈というボイス未実装アイドルが上位に食い込めるかどうかです。

正直な感想として、やはりTPを総選挙で相手にするのは非常に厳しいです。どちらも単体で十分強いアイドルである上、TPという事実上モバマスで最強のユニットのメンバーである2人が一緒にランキングを上がっていくのはぶっちゃけ物語として見て完璧です。デレステP等普段のモバマスユーザー以外への訴求力もあります。中間発表後、「やっぱり荒木比奈やるやん」となって支援票を集められるか、あるいはブルーナポレオンやサイバーグラスといったユニット票を集められるかが焦点になってくるかと思います。

パッション:未央と喜多見柚は有利、あとの1枠がどうなるか

未央についてはおそらくPa1位となり、2位については喜多見柚が収まる形となるのではないかと思います。柚については第5回で惜しくも属性上位3名に入れなかった肇と同じ「惜敗組」となりますが、13万票届かなかった肇に比べ柚は1万票とかなりの僅差でした。この状況からも柚Pは非常に燃えているでしょうし、柚が2位に入るのはやはり惜敗組の肇と同様ほぼ間違いなしではないかと考えられます。

一方で、残りの1枠は開けてみないとわからないというのが正直なところです。有力なのは村上巴・喜多日菜子・南条光あたりですが、どのアイドルも同じぐらい決め手に欠けており、どのアイドルが有利とは一概に言えない状況です。前回佐藤心がランクインを果たしたように、Paは浮動票がかなりの程度発生していると考えると、中間発表で最も目立つことができたアイドルが3位に入るのではないかと予想されます。

結論

ということで、私の第6回シンデレラガール総選挙にあたっての順位予想は以下の通りとなります。

まぁ、前回は外れましたし今回も大概信用ならない予想ではあると思います。ただし、とりあえず5位のところだけは予想が外れないように悔いのない戦いをしたいなぁと思います。

*1:例えば一番上のデータで高垣楓に投票したアカウントは現時点で671となっているが、これにガチャなしで手に入れられる投票券枚数500を掛けても約33万票にしかならない。これは第5回総選挙の1位・島村卯月が獲得した約100万票からは大きく離れており、少なくとも約70万票(実際にはログボ分だけなど投票が少なめのユーザーが多いためさらに多いと考えられる)以上「見えていない」票が存在すると考えられる

*2:例えば、今回でボイス実装を勝ち取りたい藤原肇・荒木比奈のプロデューサーは認知を稼ぐために小分けに投票してTwitter投稿を多めに行うようにしているかもしれない、など

*3:今のモバマスに特定のアイドルのためにガチャを回す人が1人のアイドルにつき700人いるのか、その辺は若干怪しいですが……

*4:渋谷凛は前述のCG経験者の傾向により順位は下降するかと考えられます