第4回シンデレラガール総選挙の総括
こんにちは。アニデレラの放送も終わり何のために生きてるのかよくわからない日々が続きますが皆様お元気でしょうか。総選挙の最終結果が発表されてから大分経ちますが、少し時間に余裕ができたので総括をしておきたいと思います。
順位と獲得票数のまとめ
まず最初に最終結果をまとめておきたいと思います。
順位 | アイドル名 | 得票数 | 順位 | アイドル名 |
---|---|---|---|---|
1位 | 塩見周子 | 241011 | 26位 | 藤原肇 |
2位 | 前川みく | 183742 | 27位 | 森久保乃々 |
3位 | 高垣楓 | 174423 | 28位 | 神谷奈緒 |
4位 | 相葉夕美 | 170693 | 29位 | 佐久間まゆ |
5位 | 一ノ瀬志希 | 134592 | 30位 | 白坂小梅 |
6位 | 島村卯月 | 132527 | 31位 | 乙倉悠貴 |
7位 | 安部菜々 | 121160 | 32位 | 櫻井桃華 |
8位 | 双葉杏 | 116393 | 33位 | 喜多見柚 |
9位 | 渋谷凛 | 107272 | 34位 | 高森藍子 |
10位 | 輿水幸子 | 98306 | 35位 | 小日向美穂 |
11位 | 緒方智絵里 | 36位 | 鷹富士茄子 | |
12位 | 城ヶ崎美嘉 | 91080 | 37位 | 三村かな子 |
13位 | 神崎蘭子 | 88498 | 38位 | 二宮飛鳥 |
14位 | 鷺沢文香 | 85885 | 39位 | 星輝子 |
15位 | 向井拓海 | 84615 | 40位 | 多田李衣菜 |
16位 | 北条加蓮 | 41位 | 十時愛梨 | |
17位 | アナスタシア | 42位 | 上条春菜 | |
18位 | 本田未央 | 72965 | 43位 | 喜多日菜子 |
19位 | 大槻唯 | 71254 | 44位 | 高峯のあ |
20位 | 五十嵐響子 | 45位 | 橘ありす | |
21位 | 諸星きらり | 46位 | 速水奏 | |
22位 | 依田芳乃 | 47位 | 姫川友紀 | |
23位 | 三船美優 | 48位 | 荒木比奈 | |
24位 | 新田美波 | 49位 | 早坂美玲 | |
25位 | 村上巴 | 50位 | 城ヶ崎莉嘉 |
全体的な印象
上位に投じられている票数は第3回総選挙とあまり変わりませんでした。上位50位に入賞したアイドルについても主な顔ぶれはあまり変わらなかったという印象があり、全体的な盛り上がりとしては前回並みだったと考えられます。総選挙終了のちょっと前までアニメを放送していたことを考えると、第3回~第4回までの間に引退したユーザが減った分をアニメ放送をきっかけとして戻ってきたユーザ・新規でモバマスを始めたユーザで埋め合わせたという感じでしょうか。
上位5人について
総選挙開始に合わせた月末ガチャから予想がついたことですが、周子・夕美・志希が非常に強かったです。ただし、この3人については昨年暮れのボイスオーディションでもかなりの上位*1にランクインしていたことを考えると、いわゆる「ガチャブースト」だけによる結果ではないとも思います。これに加えて周子は昨年6月末ガチャ以来ずっと新カードが出ていなかった*2という事情もありましたので、シンデレラガールに輝くのは必然だったのかもしれません。
このように、上位5人に入ったボイス未実装の3人がランクインすることにはある種の合理性があったとはいえ、やはりこのような月末ガチャの人選は不公平だったのではないかと思います。単純な話ですが、ボイスオーディションはこの3人が上位3人だったというわけではなく、1位にはありす、3位には美優、4位には響子、5位には茄子がランクインしていた訳です。このうちありすはボイスオーディションの結果を受けて既にボイスが実装されているので除外するとしても、今回美優や響子をガチャ目玉にしてCD抜擢圏内(=ボイス圏内)に持っていくということもできたのではないかと思います。*3総選挙にあたって月末ガチャで援護射撃してやれるのは高々1属性1人の計3人ですから、これでは「運営が推したいキャラを推している」と見られても致し方ないでしょう。
一方、元からの人気に加えて運営の強力な応援を受けた3人とは違い、これといったブーストがなかったみく・楓がそれぞれ2位・3位にランクインしたのは流石だと思います。特に2位のみくについては前回22位からの2位ですから、アニメで新規層の心も既存ユーザの心も掴んだのが大きかったのかなと思います。恥ずかしながら、正直総選挙開始当時にはここまで上位に食い込むとは思っていませんでした。一方、アニメでは先輩ユニットのリーダーのようなポジションで何度か出ていたものの、そこまでフィーチャーされていたわけではない楓が3位なのもそれはそれですごいと思います。アニメやガチャ等に左右されない*4安定した得票力を持つだけに、そろそろシンデレラガールにしてあげてもいいのでは……と思わなくもないです。
6位~各属性上位3人について
キュート上位3人については「菜々、智絵里、あと卯月か響子か」という予想をしていましたが、ほぼ外れましたね。志希とみくが思った以上に票を集めたことから、残念ながら菜々と智絵里は選外ということになってしまいました。それでも全体で見てそれぞれ7位・11位とかなり上位ですから、地力の高さは相変わらずだと思いますし、卯月や幸子とともにかなり健闘した方ではないかなと思います。また、元々高い人気があるにも関わらず第3回では17位と沈んでいた杏については、アニメを1つのきっかけとして8位まで順位を押し上げられたと考えられます。
クールについてはほぼ予想通りでしょうか。周子が目されていた通り1位、次いで安定した得票力を持つ楓と凛が順に2位・3位に入りました。
今回個人的に最も衝撃的だったのはパッションの上位3人でした。元から読みにくかったところではありますが、逆に言えば決め手に欠けるだけに夕美→未央→姉と入るのかなあと思っていたところ、未央が外れて3位に拓海が入るという結果になりました。確かにボイスオーディションではパッションで夕美の次というと拓海でしたが、だから上位3人に拓海が入る、とは全く考えていませんでした。この結果の理由は、未央がアニメで比較的割を食う役回りを押し付けられてしまい、みくや杏のようなブースト効果を得られなかったのが1つと、ボイスオーディション10位という結果で調子付いた拓海Pによる強い押し上げがあったのがもう1つだと思います。割と初期から根強い支持があった拓海に声がつくことになったのは喜ばしいですし、また未央については7月からのアニメ2期でもっと支持を広げてほしい*5と思います。
今回躍進した面子について
さて、総選挙期間中にはドリームライブフェスティバルと御伽公演LIVEツアーカーニバルが開催されていました。イベント報酬での抜擢はガチャほど票を左右しないとは思われますが、どちらのイベントもすべての投票券を回収し尽すと1イベントにつき20枚~30枚ほど投票券を獲得できましたから、他のアイドルと比べるとやや有利になったものと思われます。このような事情からか、今回何人か順位を大幅に上げた・初めてランキングに顔を出したアイドルがいました。
- 22位 依田芳乃(第3回では未登場、御伽公演上位報酬)
- 25位 村上巴(第3回では圏外、DLFメダルチャンス報酬)
- 27位 森久保乃々(第3回では42位、御伽公演メダル報酬)
- 31位 乙倉悠貴(第3回では未登場、DLF上位報酬)
- 38位 二宮飛鳥(第3回では圏外、DLF順位点報酬)
以上のアイドルがこれにあたります。そもそも芳乃や乙倉くんについてはイベントボーダーの過熱具合等を鑑みても元から非常に人気だったように思われますが、イベントでSレア報酬として抜擢されたアイドルがこれだけ揃って躍進していることを考えると、総選挙期間中のイベントに抜擢されることも票を動かす重要なファクターになっているのかなと思いました。
最後に荒木比奈というアイドルについて少し話そうかなと思ったんですが、何を語ればよいのかよくわからなくなったのでやめておきたいと思います。ボイスオーディションで15位と良い順位につけたことで、これに励まされたプロデューサーの皆さんがより多くの票を投じたという結果かなと思います。
総括
以上の総括を書いていて、やはり「2位じゃダメなんです」というのは名言だと思いました。ここで私が「◯◯というアイドルは惜しかったが健闘した」「流石である」「実際強い」と言ったところでどうにもならないですし、実際にCD選抜圏内なり上位5人なり、そのアイドルの担当プロデューサー達が目標とするところに入らなければ彼らにとっては満足できない訳です。
そんな中でこのような記事を書くのは自己満足に過ぎないのかなぁとか何様なんだろうとか思ってはみたのですが、それでもこういう記事を書く中で自分の心の中のもやもやが整理されるのを感じますし、それを読んで何か参考にしてくださる方がいればブログという形で公表するのも悪くないのかなとも思いました。
次回の総選挙では、誰をとは言いませんが楽にさせてあげてほしいなと思いました。そして、アイドル達がそれぞれしっかりとスポットライトを当ててもらえればいいなと思います。