Dreamdancer - 更新終了

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2ndライブ雑感

シンデレラ2ndライブ、演者の皆様はお疲れ様でした。

正直なことを申し上げると今回のライブはあまり上手く楽しめませんでした。最初の2曲、『おねシン』と『We're the friends!』ではボロボロ泣いていて、次の『S(mile)ING!』もそれなりにジーンと来るものはあったのですが、次の曲あたりからあまり乗れなくて、正直に申し上げると早くボイスオーディションの結果発表しないかな、10位に比奈が入っていなかったらどうしよう、ということばかり考えていました。ただ最後のブロックのCo曲続きのところでは結構感動しました。

最後に待ちに待ったボイスオーディションの結果発表。10位が上条さんだったということで、春菜は「メジャーのアイドル」に到達していて、対して比奈はまだ到達していないというのは既に把握していたので、この時点で諦めムードでした。ただまぁ、「メジャーのアイドル」に並ぶ面子自体かなり錚々たるメンバーだったので、正直仕方ないかな、という気持ちはありました。こればっかりは誰が悪いということもないと。

しかし6位に一ノ瀬志希が入っていたことで事情が変わりました。志希は昨日までの「街のアイドル」「メジャーのアイドル」昇格に関する話題には上らなかったアイドルですから、この当時私は特設サイトでの称号=モバマス内投票所での得票も含めた総得票数を示すものと思っていたので、これは運営による八百長に違いないと思ってしまいました。この瞬間から気が抜けた感じがして、その後の発表の諸々もあまり頭に入ってきませんでした。そして、この諸々の発表の後におそらくまだやってない『ススメ☆オトメ』やアンコールとして『おねシン』をやるんだろうな、というのは薄々感づいており、この状態でそれらの曲でサイリウムを振るとかそういうのはできないと思いましたので、その時点で一旦会場を後にしました。

その後は色々考えながら原宿駅と渋谷駅の間を行ったり来たりしていました。ここで、志希が6位に入ったことについて、実は特設サイトの称号は特設サイトでの得票数しか反映してないのではないか?という考えに至りました。志希以外の面子はおおよそライブ時点での「メジャーのアイドル」ですが、それでも「メジャーのアイドル」になった順とは順位が大きく異なるため、このことからも特設サイトでの得票数しか反映してないかもしれないという考えが裏打ちされます。また、上位20人の得票数が全員分公表されていないことからも、特設サイトでのTwitter投票とモバマス内投票所の投票の重みが違う、集計が別ベースであるという可能性が考えられます。ですので今は志希が6位なのは八百長であるという考えは間違いではないかと思っています。

まぁ一ノ瀬志希の話はぶっちゃけどうでもいいです。何故今回のライブは楽しめなかったのかというのを自分なりに考えてみました。

舞浜のライブの時はこんな感じではなかったように思います。あの時は3月のガチャが全部WMガチャで、ある意味では今回よりはっきりと「その他パッシング」が行われていたように思います。それでも、あの時はめちゃくちゃサイリウム折ってましたし、コールもしてましたし、*1本当に最初から最後まで楽しいライブだったと思います。それは何故かというと、まずモバマスの1stライブだったというのが一番の理由で、要するにこれまでモバマスを応援し続けてきた結果の結晶として、その場にいた19人をモバマスの代表として応援することができたからだと思います。

しかし今回はやや話が違います。「PARTY M@GIC記念ガチャ」はなかったものの、ボイスオーディション、というか「ボイス争奪選挙」がありました。単なるCDデビューを1人決めるだけのオーディションという体ならよかったものを、わざわざ「148人の声なきアイドル」による「ボイスを付ける権利」を「奪い合う」という、声付きアイドルとそうでないアイドルが別の世界に生きているような煽り方をし、またルーレットでキャッチコピーを決めるという、それまで148人がモバマスの中で喋ってきた言葉やそれを元にそれぞれの担当Pが構築してきたアイドルの世界を否定するキャンペーンを打ったことで、私の中ではっきりと「モバマスを応援していること」と「モバマスの中の(例えば)荒木比奈というアイドルを応援していること」と「ライブ会場のステージに立っている声優を応援すること」を全てイコールで結ぶことが個人的にできなくなったのだと思います。誤解を恐れずに有り体に言えば、「声優に声援を送ったところで、『その他148人』は無視されて終了というのも考えられるだけに、こいつらにサイリウムを振ったところでどうにもならんのではないか?」という発想です。これは非常に穿った見方であり、また少なくない人々にとって受け入れがたい価値観だということは承知しています。

もちろん、私としてもこういう考え方はしたくありません。ですが、「シンデレラガールズ」と名の付くものの間で、ぶっちゃけて言えば「声付き」アイドルと「声なし」アイドルの間に、はっきりとした断絶を作るべきではないと思います。ですから今回の例で言えば、「ボイス争奪選挙」はあくまで「オーディション」、争奪戦ではなく単なるCDデビュー(という名のボイス付与)のためのオーディションであると銘打つべきでしたし、そこに「声なき」という余計な3文字を差し挟む必要はなかったはずです。

このような不安感が何らかの形で解消されない限り、私は今後もモバマスのライブを楽しめないと思います。しかし、昨日代々木体育館に「21人のシンデレラガールズ」が一同に会したことはとてもすごいことだったと思いますし、もっと演者のパフォーマンスを目に焼き付け、全力でライブを楽しみたかったと今では後悔しています。この不安感が解消されて、あらゆる「シンデレラガールズ」を全力で応援することができるようになる日が、一刻も早く来ることを望みます。

*1:今回はサインライトで済まして、コールは入れませんでした