第6回シンデレラガール総選挙・総括と展望
もう総選挙の結果が発表されてから2週間近く経ちますが、とにもかくにも第6回シンデレラガール総選挙お疲れ様でした。投票している以上これまでもずっと当事者ではあったわけですが、今回は自分の担当が上位争いに絡むというこれまでとは文字通りレベルの違う戦いに絡んだことでかなり消耗した気がします。それは当然実際の投票のための行動という意味でもあり、総選挙に関していろいろ思い悩む時間が増えたという意味でもあり、あと「シンデレラガール総選挙」に関して疑問を呈する意見に対して無駄に心を毛羽立たせていたという意味でもあります。その結果、総選挙が終わってから公私(モバマスは公と私のどっちになるんですかね?まぁどっちでもいいですけど)共になんというか燃え尽き症候群みたいな感じになっており、体調は崩すし何事にも気合が入らないといった具合です。金曜の夜には石川に向けて旅立つ予定なんですがこんなんで大丈夫なんですかね……
とまあいつもより長い前置きはここまでにして、今回は第6回シンデレラガール総選挙の結果についてこれまでの私の予想等をおさらいしながら総括していきたいと思います。それと、この結果を踏まえてこれからのシンデレラガールズがどうなっていくのか、あるいは第7回総選挙はどういう展開になりそうなのかというのをかるーくではありますが展望しておきたいと思います。
烏龍茶の予想と結果のおさらい
順位 | 予想(中間前) | 中間結果 | 予想(最終前)*1 | 最終結果 | 得票数 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 高垣楓 | 高垣楓 | 高垣楓 | 高垣楓 | 1,063,033 |
2 | 藤原肇 | 藤原肇 | 本田未央 | 本田未央 | 844,017 |
3 | 佐久間まゆ | 本田未央 | 藤原肇 | 藤原肇 | 770,989 |
4 | 本田未央 | 荒木比奈 | 荒木比奈 | 荒木比奈 | 607,600 |
5 | 荒木比奈 | 喜多見柚 | 喜多見柚 | 喜多見柚 | 541,699 |
6 | 喜多見柚 | 佐久間まゆ | 佐久間まゆ | 佐久間まゆ | 518,837 |
7 | 安部菜々 | 北条加蓮 | 関裕美 | 村上巴 | 462,914 |
8 | 神谷奈緒 | 鷺沢文香 | 村上巴 | 北条加蓮 | 426,659 |
9 | 北条加蓮 | 関裕美 | 北条加蓮 | 関裕美 | 404,133 |
10 | 関裕美 | 安部菜々 | 安部菜々 | 鷺沢文香 | 398,036 |
今回はツイート数集計という形で「ある程度」ユーザーの投票行動が可視化されていたので読みやすくはありましたが、ぼちぼち最終結果に近い順位予想になりました。できることなら次回は投票ツイート機能なくしてほしい気もするけどどうなんだろう……一度実装した機能を削除するってことはないような気もする……
総括1:シンデレラガール争いについて
やはりガチャブは大正義だがそうさせるだけの理由もある
今年の「シンデレラガール」の栄冠は、多くの人も予想していた通り高垣楓の頭上に輝く運びとなりました。中間発表段階でも既に1位にランクインしており、藤原肇や本田未央といったライバルの存在がありつつも結果で実力を証明した形です。その後、4月末ガチャで一番手に抜擢されるいわゆる「ガチャブースト」を背に受け、最終的に未央に20万票以上の差をつけて1位でフィニッシュしました。
ガチャブに関しては賛否両論あり、私も「あってもいいけどなかったら面白い戦いになっていたかもしれない」とちょっと思っていたクチでもあります。しかしながら、今回楓がガチャブの影響を受けられたことは「アンフェア」ではないとも考えています。というのも、そもそもガチャブを受けられるのにもそれなりの理由があるからだと考えているからです。例えば第4回なら直前のアニバーサリーボイスアイドルオーディションで惜しくも敗れた周子、第5回は第3回で凛にCGの座を譲りつつアニメ等でモバマスの顔として活躍してきた卯月、そして第6回はこれまでの度重なる逆境にも関わらず常に総選挙上位にランクインしていた楓と、錚々たる「物語」を抱えたアイドルたちだからこそ運営からの後押しを受けていたということが多少はお分かりいただけるかと思います。
つまり、今回の楓の勝利は、決して第5回総選挙が終わってから今までの1年間の結果ではなく、モバマスローンチ当初から今までの5年半の積み重ねによる勝利だったということです。総選挙が始まる(正確に言えば、4月末ガチャの人選をどうするか運営が考えた)時点で、最もシンデレラガールにふさわしい物語を抱えたアイドルが誰かを考えた時、運営としては楓がそのアイドルだったということなのだと思っています。というわけで、第6回シンデレラガール総選挙における楓と楓Pの勝利にお祝い申し上げるとともに、楓Pが過ごしてきたこの5年半という歳月に対してもお祝いを申し上げたいと思います。
苛烈なCG争いが示すモノ
とまあ「第6回は楓でキマリだった」みたいなことを言っておきながらこういうことを言うのもアレですが、今回のシンデレラガール争いはかなり激しい戦いになりました。第5回では32万票程度だった1位と2位の差は今回22万票まで縮まっており、さらに言えば1位と3位の差も29万票差に留まっています。楓が圧倒的な支持を受けつつガチャブの恩恵も受けていた一方で、未央や肇も楓に追いつけ追い越せという勢いで票を集めていたということが窺えます。特に未央はCGから最も遠ざかっている属性であるパッションの中でも最有力のアイドルであり、パッションPの票を多く集めていたものと予想されます。
実際のところ(今回の総選挙で上位にランクインしているアイドル皆に言えることですが)未央も楓に負けず劣らず「物語」を抱えているアイドルであり、第6回CGの有力候補としては楓と並んで挙げられているアイドルでもありました。その未央が今回は惜しくも2位という結果にはなりましたが、楓に22万票差、有り体に言えば総選挙期間中モバマスの全イベントに参加できた人400人分の差まで迫ったということは、ガチャブをひっくり返すことも全くの不可能ではないということを暗示しているのではないでしょうか。
次回の総選挙についてはまた章を分けて予想することとしますが、今回は楓の見事な勝利が見られた総選挙である一方、未央の健闘が光った総選挙でもあったということを書き残しておきたいと思います。
総括2:キュート上位3位争いについて
まゆと裕美の大躍進はお見事、3位争いは有力者同士の戦いに
キュートの上位3位争いでは、これまで総選挙上位に絡んだことがほぼほぼなかった佐久間まゆが大躍進を見せ、全体6位・属性1位にランクインしました。これは個人的には総選挙前には全く予想していなかった結果です。この1年間、デレステで『Love∞Destiny』や『あいくるしい』などの楽曲に参加して露出を増やし、もともと堅実だった基盤にさらに支持層を上積みできたということになるのでしょうか。あるいはTwitterでのまゆPによる団結や選挙活動の賜物なのかなど、この結果をコレといった理由をもって説明することは難しいですが、「なんとなく人気がある」という雰囲気を持つアイドルが実際に支持を受けて総選挙上位にランクインすることは好ましいことであると思いますし、大変よかったと思います。
一方で、ボイス未実装組の中でも最有力と目されていた関裕美は全体9位・属性2位とこちらも大躍進の結果を残しています。まゆには及びませんでしたが、デレステでSSレア化されて多くの人に魅力が伝わったこと、総選挙開始時点で次にボイスが実装されそうなCuアイドルとしては最有力にして唯一の候補だったことなどが作用してか、多くの支持を集めてこの結果を得られたものと考えられます。
3位争いは難しい争いとなりました。というのも、キュートという属性の中でCGを取る勢いで票を集めるポテンシャルを秘めたアイドルが今回はまゆしかおらず、またボイス実装という観点からもこれまでの総選挙の中で上位50位にランクインしてボイスが実装されていないCuアイドルに全てボイスが実装されてしまったという事情もあり、かなり決め手に欠ける状況でした。実際、属性3位の智絵里から属性5位の幸子までは4万票しか離れておらず、属性4位の菜々に至っては約7000票差とかなりの僅差になっています。恐らく、中間発表から最後まで智絵里と菜々はかなり微妙な差の戦いを繰り広げており、最終的に若干智絵里が差し勝ってこの結果となったのだと考えられます。
総括3:クール上位3位争いについて
あまりに少ない枠を求めて争った結果超ハイレベルな展開に
今回は担当とかはあまり意識せず客観的に論じるよう努めるつもりですが、クールは当初の予想通りめちゃくちゃ参加者が多い椅子取りゲームとも言える激しい争いになりました。すなわち、属性1位は楓で決定、属性2位も第5回総選挙の結果を踏まえて肇Pがハッスルすることを考えるとやはり肇が有力、それでは最後の3位が誰になるかという問題になります。
有力なのは肇の次にボイス未実装組として有力な荒木比奈、そして過去の総選挙でも安定した結果を残している鷺沢文香、神谷奈緒、北条加蓮ということになります。順番としては比奈を最初に置きましたが、第5回総選挙の実績で言えば後に並べた3人よりも比奈は順位が低く、正直なところ第6回では属性3位を逃して全体10位ぐらいでボイス実装を逃すという「肇ルート」を辿る未来も予想できていた、というか比奈Pの多くがそれを予想して恐れていたと言っても過言ではありません。恐らくそのような予想を踏まえて、多くの比奈Pがかなりの勢いで票を投じていった結果、属性3位が全体の4位というかなりのハイレベルな争いになったのだと考えられます。
また、比奈がこの順位に収まったのは比奈Pだけが頑張ったからであるという訳では決してないと思われます。総選挙期間中のTBSではイベントレアという誰もが手に取れる形で登場し、またドリフェスでは安部菜々・神谷奈緒とともに「虹色ドリーマー」の名を冠する新ユニットで登場しました。このような状況から、比奈はタテだけでなくヨコにも得票を伸ばしていったと予想され、特に菜々P・奈緒Pからは決して少なくない票を譲っていただけたのではないかと考えています。今回の結果は比奈P冥利に尽きる結果であり、またこの場を借りて荒木比奈に投票してくださった皆様には厚く御礼を申し上げる次第であります。
総括4:パッション上位3位争いについて
実はかなり巴有利だった3位争い
パッションについては、実は上位2位まではクールと状況がよく似ています。楓に次ぐCG候補の未央が属性1位、第5回総選挙で非常に惜しい結果を残した柚が属性2位を取ることは確実で、あとの3位に誰が入るかといったところが問題になりました。またパッションは過去の総選挙でも目まぐるしく上位にランクインするアイドルが変わっており、キュートのように有力アイドル同士の争いというよりは誰が入ってくるのか分からないバトルロイヤルといった雰囲気の争いになりました。
そんな中、中間では巴・藍子・日菜子・光の4人が3位争いに名乗りを上げます。第5回総選挙の結果を踏まえると票が分散しやすい・中間発表によっては当初予想されていなかったアイドルに票が集まることがあるというパッション特有の状況があり、急上昇を見せた光が実はダークホースなのではないかと弊ブログでも予想しましたが、フタを開けてみると巴が4位に18万票差をつけて3位という結果に終わりました。過去の総選挙を振り返ると、巴と日菜子は結構近い順位を記録してきていましたが、若干巴の方が順位が上といえば上だったという事実があります。そのような土台の上で、中間発表の結果を受けてボイス実装に向けて支援したいという票が集まった結果、巴が3位に入ることができたのではないかと考えています。
総括5:11位以下の争いについて
これからに期待がかかるタレント揃い、個人的には加奈とマキノに注目
今回、50位以内に初めてランクインしたアイドルは以下の5人になります。
- 南条光
- 今井加奈
- 結城晴
- 遊佐こずえ
- 工藤忍
どのアイドルも根強い人気を持つアイドルであり、来年以降の総選挙の結果、場合によっては総選挙を待たずにボイスが実装される可能性もあるアイドルが揃っています。彼女たちや50位以内にランクインしたもののボイス未実装のアイドルの中で、私が特に注目しているのは今井加奈と八神マキノです。というのも、個人的な観測範囲内での話であり8割ぐらいは妄想の可能性もある話ですが、この2人に対するデレステユーザーの好感度が高いように感じているからです。
加奈については、これまで総選挙の類では全く顔を見せてこなかったにも関わらず、今回初めて21位という順位にランクインすることができました。どうでもいいことですが21位というと第5回総選挙で荒木比奈が取った順位も21位でした。加奈に話を戻すと、島村さんに輪をかけて「普通の女子高生」感を押し出しているNカードとは裏腹に、恒常Sレアを始めとしたキュートな衣装が映えるビジュアルを兼ね備えており、もしデレステでSSレア化されれば一気に火がつくポテンシャルを持つアイドルなのではないかと個人的に考えています。既にボイスが実装されている藍子、今回めでたくボイス実装が決まった肇とのユニット「Age16」改め「ビビッドカラーエイジ」での絡みも期待でき、これからが楽しみなアイドルの1人です。
マキノについては、前回の総選挙で過去ランクイン経験なしから50位にランクインしたことで話題となりましたが、今回は31位と堅実に順位を伸ばすことができました。実際のところ、「メガネなメガネ」「オタクなメガネ」「メガネだけど運動神経が良い」など様々なメガネアイドルを取り揃えたモバマスにおいて、最も新参であるマキノは「美人で知的なメガネ」というある意味いそうでいなかった正統派メガネアイドルとしてモバマスに登場することになりました*2。そんなマキノについては、第5回総選挙で初めて上位50位にランクインした実績も踏まえて、デレステ勢からの支持が大きいのではないか、言い換えればデレステをキッカケにマキノPになった人が多いのではないか?と考えています。現状佐城雪美や鷹富士茄子に並んで着実に実績を残しているCoアイドルの1人であり、やはりこれからが楽しみなアイドルの1人です。
第7回シンデレラガール総選挙の展望
最後に、第7回総選挙についてかるーく予想をして終わりにしたいと思います。
キュート:菜々がCGを窺うがハイレベルな争い、加奈は割って入れるか
Twitter等でもちょっと言われていたことですが、「第7回はナナがCG」と予想する人がちらほらいたそうです。実際私も菜々はCGを取りそうな勢いはあるアイドルだと思っていますが、今回の結果を見ても分かる通りCuは有力なアイドルが横に並んでいる状況で、菜々が突っ走るかというとそうでもないような気がしています。今回の総選挙で上位だった智絵里や幸子、また今回に限っては少し落ちましたがみくもいる状況で、どれだけ菜々が票を集められるかが注目されます。一方で、ボイス実装を勝ち取りたいアイドルとしては、広く支持を集めやすい加奈が最有力であると考えられます。第6回総選挙で柚が上位に入ったことからフリルドスクエア全員ボイス実装狙いで工藤忍に票が集まる可能性もありますが、どちらかというとフリルドスクエアについては第7回総選挙を待たずボイスが実装されることを望むところです。
クール:楓が落ちるとは考えにくい、文香・加蓮あたりが激しく争うか
これまでの総選挙でずっと上位を取ってきた楓が今回めでたく1位を取ったわけですが、だからと言って楓がこれから落ちるということは考えにくいです。何と言っても楓Pは第3回総選挙が始まる前にガチャで搾り取られたにも関わらずキッチリ7位にランクインさせたバケモノ集団であり、たとえ一度CGを取っても手を緩めないのではないかと思わせる実績があります。ここに今回惜しくも属性4位・5位となった文香と加蓮、そして奈緒や奏などが絡み、キュート同様ボイス実装済みの実力派アイドルが激しく争う展開が予想されます。ボイス未実装アイドルでは雪美や晴、マキノに期待がかかるところですが、仮にボイス実装済みアイドルの大戦争が勃発した場合間に割って入れないという可能性もあります。
おわりに
書こう書こうと思っていた総選挙の総括をやっと書き上げることができ若干ホッとしています。ここまで色々と偉そうなことを書いてきましたが、1つだけ総選挙に関して申し上げたいことは、「未来のことは何もわからない」ということです。私がモバマスの総選挙に初めて参加したのは第2回ですが、その時には荒木比奈がまさか全体4位に入るとは思っていませんでした。というか去年の第5回の時もそんなに思っていませんでした。それでも、アイドルの担当P自身の努力や、他の担当Pによる支援、そして急に上位50位に顔を出したというサプライズが与えるインパクトなど、いろいろな要素が組み合わさって予想だにしなかった良い結果が生まれることが多々あります。
そういう良い結果を求めて、われわれはこれからも総選挙をやっていかなければならないのです。これは担当アイドルにボイスが実装されていようが実装されていまいが同じことで、アイドル全員に同じ土台として与えられた総選挙はそのための最も大切で最も重要な舞台なのです。……というようなことをしつこく訴える記事を次回は書こうかと思います。
今回はこの辺で失礼します。石川でお会いしましょう。
過去記事「スターライトステージの楽曲等登場回数まとめ」更新のお知らせ
過去に書いた記事「スターライトステージの楽曲等登場回数まとめ」を最新の事情に合わせて更新しました。
ご興味のある方は以下のリンクからお読みください。
oolong23.hatenablog.com
今後のブログ更新予定内容
自分用のメモも兼ねてまとめます。
総選挙関連
第6回総選挙の総括記事書いた- それでも俺達は総選挙をやっていかなければいけないんだという感じのポエム
- 第7回総選挙に参加したい人向けのやること一覧表的なやつ
初心者向け記事の改修
「初心者向け記事・改」の更新(UIの変更に伴うスクショの撮り直し・おすすめアイドル相場の更新等)更新した「おすすめアイドル」の更新(相場の更新等)8月に更新済み- その他更新の必要がある記事の更新
第6回シンデレラガール総選挙・予想と短評 #2
4月24日、ついにデレラジとゲーム内で第6回シンデレラガール総選挙の中間発表が行われました。今回はツイート数調査というこれまでにない要素が入り、事前に順位に関して多少の目星がつく状況の中で行われている選挙ですが、皆さんは結果をどのように受け止められたでしょうか。私は正直なところ嬉しさが3分の1困惑が3分の1あと驚きが3分の1という感じです。
今回は、中間発表・これまでの私の順位予想・ツイート数集計をそれぞれ比較しつつ、改めて第6回総選挙の行く末について予想していきたいと思います。
順位のおさらい
ツイート数集計・私の順位予想・中間発表の順位は以下の通りとなります。
順位 | ツイート数 | ツイート人数 | 烏龍茶の予想 | 中間発表 |
---|---|---|---|---|
1 | 藤原肇 | 高垣楓 | 高垣楓 | 高垣楓 |
2 | 佐久間まゆ | 藤原肇 | 藤原肇 | 藤原肇 |
3 | 高垣楓 | 佐久間まゆ | 佐久間まゆ | 本田未央 |
4 | 本田未央 | 喜多見柚 | 本田未央 | 荒木比奈 |
5 | 村上巴 | 神谷奈緒 | 荒木比奈 | 喜多見柚 |
6 | 喜多見柚 | 荒木比奈 | 喜多見柚 | 佐久間まゆ |
7 | 荒木比奈 | 村上巴 | 安部菜々 | 北条加蓮 |
8 | 関裕美 | 本田未央 | 神谷奈緒 | 鷺沢文香 |
9 | 安部菜々 | 北条加蓮 | 北条加蓮 | 関裕美 |
10 | 緒方智絵里 | 安部菜々 | 関裕美 | 安部菜々 |
なお、各ツイート集計についてはこちらのサイトの4月23日時点のデータを参考にしています*1。「ツイート数」は全体でそのアイドルに投票したというツイートの合計を、「ツイート人数」は(何回投票ツイートをしたかにかかわらず)そのアイドルに投票したユーザー数の合計を表します。
中間発表について短評
キュート:関裕美は思ったより強いかも
前回の記事でもなんとなくそうかなみたいなことは書きましたが、やはり佐久間まゆはツイート数が実際の投票数に比べると多かったということがわかりました。もちろんこれは悪いことではなくTwitterのまゆPがそれだけ熱心ということですし、というかキュート1位なのはこれまでの実績を鑑みるとかなりの躍進です。また、かえってこの状況がまゆPのハートに火をつけ、本当にツイート集計に近い順位に押し上げるということも考えられなくもありません。
一方で、やや苦戦を強いられるかと思われていた関裕美については、当初私が予想していたよりも健闘しているようです。私の予想と比べると順位が1つ上がっただけではありますが、それでも「安部菜々を押しのけての」9位であり、安部菜々の他にも緒方智絵里や輿水幸子に競り勝ちながらこの位置にいるという事実は大変意義深いものです。この勢いに加えてGIRLS BE NEXT STEP担当Pからの支援もある程度期待でき、属性上位3位以内に向けてかなりの追い風が吹いていると言えるでしょう。
クール:荒木先生への暖かな声援ありがとうございます
属性1位・2位については予想通りでしたが、3位というか、全体の4位に自分の担当が入ってくるとは正直予想外でした。皆様投票本当にありがとうございます。奈緒・加蓮・文香あたりと属性3位争いをやりあうことになるとは予想していたものの、今のところ4位とある程度の差をつけて3位という位置に収まることができているのは大変ありがたいことです。
またぶっちゃけるとこの躍進は担当Pも非担当Pも予想していなかったところがあり、かなりの注目を集めたのではないかと考えています*2。クールについては楓と肇の頂上決戦もありつつではありますが、大方の予想を裏切って全体4位に入れたことが逆に多くのPの関心を集め、「タテ」ではなく「ヨコ」に投票が広がることを期待したいです。とはいえ3つ下には加蓮と文香というまさに大正義な人気を誇るアイドルが控えていることもあり、最後まで油断はできません。
パッション:やはり食いついてくる未央、3位争いは巴有利か
何を今更という感じではありますが、やはりパッションは本田未央が非常に強いです。ツイート人数の順位に比べて中間発表の順位は高く、素の集票力が高いことが窺えます。この辺は楓に近いものがありますね。属性1位である一方でシンデレラガール争いについてもまだ離脱していないと見られ、今後の動向によってはさらなる飛躍も望めます。
3位争いについては「中間発表で最も目立つことができたアイドル」が有利と前回の記事では予想しましたが、中間発表では村上巴が3位につけています。その1つ下が既にボイスのついている高森藍子、さらに下に喜多日菜子・南条光が収まっているという状況を見ると、現時点ではやはり村上巴が一歩リードしたという状況になったと言えるでしょう。とはいえ第5回総選挙で佐藤心が中間から躍進して最終的に属性3位に入ったという実例もあり、まだまだ予想はできない状況です。特にこれまで総選挙の類で姿を見せたことがない南条光が属性6位にランクインしているというのは、第5回の佐藤心の姿とダブります。
【告知】R荒木比奈60枚配布企画のお知らせ
突然の告知になり恐縮ですが、
本日4月23日(日)と明日4月24日(月)の2日間
にわたって、ソーシャルゲーム『アイドルマスターシンデレラガールズ』内で荒木比奈のRカードを合計60枚配布いたします。
企画概要
第6回シンデレラガール総選挙が開催されている中で、1人でも多くの人に荒木比奈というアイドルの魅力を知っていただくため、現在は希少で手に取ることが難しいR(レア)カードの荒木比奈を配布します。希望品はN(ノーマル)荒木比奈としますので、配布時間にフリトレを見ることができる方ならどなたでも手に取っていただけるかと思います。
実施日時
- 第1回:4月23日(日) 22時~
- 第2回:4月24日(月) 22時~
※どちらも予定枚数の配布が終わり次第終了となります。
※偶数鯖・奇数鯖のどちらのフリートレード鯖に属している方でも手に取れるよう、2日間に分けて配布を行います。
配布カード
[サイバーグラス]荒木比奈
2012年8月の第4回プロダクションマッチフェスティバルで配布された、記念すべき初めての再登場カードとなります。荒木比奈のサインはこのカードで色紙に書かれていたサイン・イラストが元になっています。
企画参加方法
1. N荒木比奈を用意する
配布するカードは全て希望品として「N(ノーマル)荒木比奈」を要求します。ローカルオーディションガチャ・お仕事などを利用して、N荒木比奈を手元に用意しておいてください。なお、お仕事でN荒木比奈が手に入る主なエリアは、
- 池袋C 13-2 バラエティ番組収録
- 横浜C 17-3 ストリートでミニライブ
- その他千葉、埼玉など
となります。
2. 企画開始時間を待つ
配布開始は4月23日(日)と4月24日(月)の22時~となります。
3. フリートレードで荒木比奈をGET!
私が順次荒木比奈を配布し始めるので、必要に応じてフリートレードを行ってください。
備考
- この企画は、下記の綾瀬穂乃香ちゃん配布企画に便乗して行ったものです。
- しかしながら、上記企画の主催者の方と異なり、私の手元にはSレアで強めの荒木比奈のカードはあまりなかったため、より多く枚数を持っており、なおかつ希少価値が高く手に取る意味があるものをチョイスして配布することにしました。
- 配布する枚数は60枚と結構少なめですが、何卒ご容赦ください。
- この配布企画を機に、荒木比奈というアイドルの魅力に触れていただき、総選挙で1票でもお力添えをいただけると大変ありがたく思います。
開催まで時間がありませんが、質問等あればコメント欄または私のTwitterへお願いします。
(初心者向け)ぷちデレラの育成とぷちコレの歩き方
思えば3年ぐらいブログやってて今まで一度もぷちデレラについて説明したことがなかったので、この機会に簡単に説明したいと思います。
ぷちデレラとは?
ぷちデレラとは、ソーシャルゲーム『アイドルマスターシンデレラガールズ』(以下「モバマス」)に登場する2.5等身ぐらいのちっちゃなアイドルのことです。普段のイベントやお仕事とは(おおむね)独立したコンテンツとして遊ぶことができます。主なぷちデレラの機能は以下の通りです。
- 育成:ぷちデレラのステータスが上がり、条件を満たすごとに短いコミュイベントを閲覧できる
- 着せ替え:さまざまな衣装をイベントやガチャ等で手に入れて、ぷちデレラに着せて遊ぶことができる
- イベント編成:イベントにぷちデレラを参加させることで、攻発揮値を上げることができる
今回は、以上の機能の簡単な説明と、第6回総選挙に参加している方がとりあえずイベント「ぷちデレラコレクション」に参加するために必要なことをまとめたいと思います。
ぷちデレラの入手方法
「ぷちデレラコレクション」(以下「ぷちコレ」)に参加できるぷちデレラは合計3名です。そのため、とにかく最低3名のぷちデレラを入手する必要があります。第6回総選挙を機にモバマスを始めた方は、以下の方法でぷちデレラを入手可能です。
チュートリアルで1人もらう
ぷちデレラのチュートリアルを終えると、ニュージェネレーションのメンバー(島村卯月・渋谷凛・本田未央)の中から好きな1人をもらうことができます。ここで選ばなかったぷちデレラも後から入手できるので、とりあえず「ぷちコレ」で多少有利になる本田未央か、あるいは渋谷凛のぷちデレラをもらっておきましょう*1。もちろん島村卯月をもらった場合でも問題はありません。
876コラボキャンペーンで「水谷絵理」をもらう
現在、876プロダクションとのコラボキャンペーンで、ぷちデレラ「水谷絵理」を誰でももらうことができます。現状タダで手に入れられるぷちデレラはチュートリアルの1人と絵理だけなので、必ず入手しておきましょう。
スターエンブレムとスカウトメダルを交換
残されたぷちデレラの入手方法は、
- ガチャかイベント上位入賞の報酬として獲得
- スカウトメダル100枚で「ぷちデレラ養成所」からスカウト
のいずれかとなります。しかし、ガチャは課金が必須、イベント上位入賞は今からだととても無理、スカウトメダルを貯めるにもそもそもスカウトメダルの獲得条件が「既に持っているぷちデレラを獲得した場合に25枚」というハードルの高いものなので、通常の方法では初心者に3人目のぷちデレラを入手できる方法は残されていません。
ですが、このスカウトメダルを1回だけ非常に安価に入手することができます。手順は以下の通りです。
まずマイスタジオ右上からメニューを開き、「交換」のボタンをタップします。
交換品のタブの「その他」を選び、ページ下部に移動して2ページ目に移動します。
スターエンブレム10個でスカウトメダル100枚が交換できます。交換したら「贈り物」から受け取ってください。次に、「ぷちデレラ」のページに移動します。
「ぷちメニュー」を開き、「ぷちデレラ養成所」をタップします。
各属性の中から好きなアイドルを選び、スカウトすることができます。
なおここでは、ぷちコレに有利になるようなアイドルではなく、純粋に自分の好きなアイドルをスカウトすることをおすすめします。今回のような特例以外ではスカウトメダルを大量に入手することは難しく、無課金で自分の好きなアイドルのぷちデレラを入手することが非常に困難である場合もあります。そのため、この機会だけはイベントを意識せず、一番好きなアイドルのぷちデレラを入手することを強くおすすめします。
また、ぷちデレラを無事3人確保できたら、「ぷち編成」から育成編成に3人のアイドルをセットしておきましょう。
ぷちデレラの育成方法について
次に、イベントにぷちデレラを参加させるにあたって、ぷちデレラを強くして発揮値を上げる必要があります。ぷちデレラを強くするには、以下の3つの方法があります。
- ぷちデレラのレベルを上げる
- ぷちデレラのテクニカルボードを開放する
- ぷちデレラに衣装を装備させる
上記のうち、「レベルを上げる」「テクニカルボードを開放する」を行うためには「ぷちレッスン」を行う必要があります。
ぷちレッスンを行う
ぷちレッスンは以下の手順で行います。
ぷちデレラのページTOPから、「ぷちレッスン」を選択します。
レフト・センター・ライトからレッスンを行いたいアイドルを選び、レッスンを選択します。
レッスンのうち、「ベースレッスン」ではレベルを上げるための「ぷちExp」が多めにもらえ、「テクニカルレッスン」ではテクニカルボードを開放するための「テクニカルpt」が多めにもらえます。最終的にはぷちデレラのレベルもテクニカルボードも最大まで解放するのが理想ですが、最初の方はテクニカルボードを開放する方がステータスの伸びが大きいため、とりあえずテクニカルレッスンを行うことをおすすめします。テクニカルボードの開放方法については次に説明しますが、テクニカルボードの1枚目が全て開放されたらベースレッスンに切り替えてレッスンを行います。
また、イベントの報酬で「トレーニングキット」と「トレーニング教材」を入手した場合、これを使用することでレッスンを行わなくても「ぷちExp」「テクニカルpt」を入手することができます。なお、ぷちレッスンについては「マイスタジオ」ページから行うことも可能です。
ぷちデレラの衣装を集める
最後にここが初心者にとっての一番の難関ですが、ぷちデレラの発揮値をさらに上げるために、ぷちデレラに装備させる「ぷち衣装」を集める必要があります。ぷち衣装の入手手段は限られており、短時間で課金をせずに集めるのは非常に難しいです。とりあえず、今からぷちコレに間に合わせる方法としては以下の方法があります。
「ぷち衣装ショップ」で衣装を購入する
「ディアリースタークエスト」の「メダルチャンス」を回すと、「ぷちマニー」を入手することがあります。このぷちマニーを集めると、「ぷち衣装ショップ」でぷち衣装を購入することができます。なお、「ぷち衣装ガチャ」はぷち衣装ショップで買える衣装よりも1回あたりの費用が高いため、初心者の方にはおすすめできません。
無課金でも回せるガチャを回してみる
ぷち衣装は、ガチャでSレアを引くと獲得することもできます*2。そこで、とりあえず無課金でも回せるガチャを回してみて、運良くSレアを引けるよう祈ってみるという方法もあります。現状無課金で回せるガチャとしておすすめなのは以下の合計3種のガチャです。
- 総選挙に投票するともらえる10回ガチャチケット(2種)
- Sレア○%ガチャチケット
注意点
なお、上記の方法で手に入るぷち衣装は、同じものが手に入った場合「ぷち衣装グレードアップ」で合成して強くすることが可能ですが、初心者の場合「グレードアップ」はしない方が無難です。ただでさえ入手できるぷち衣装の数が少ないため、初心者の場合はグレードアップをしないで同じ衣装をいくつか横に並べる方が発揮値が高くなります。
イベントでぷちデレラを編成する
最後に、ぷちデレラとぷち衣装が揃ったらイベントで使えるよう編成をする必要があります。
「一括」ボタンをタップすると自動でぷちデレラと衣装を編成してくれます。
なお、ぷちコレでは「Vo」「Da」「Vi」のそれぞれのアピールに対して毎日日替わりでボーナスがつくため、最適な編成が毎日変わります。一括編成を行った後に、適宜その日有利になるアピール値が高くなるよう装備を入れ替えておくとよいでしょう。
ぷちコレの歩き方
「ぷちコレの歩き方」と記事のタイトルに銘打ちましたが、実際のところ初心者にとってぷちコレは非常に過酷なイベントです。というのも、以上のぷちデレラについての説明で薄々気付かれた方もいるかもしれませんが、
- そもそもぷちデレラを3人(できれば同属性、得意アピール同じで)揃えるのが難しい
- ぷちデレラを育てるのにも時間が掛かる
- 強い衣装を揃えるには継続してイベントに参加したりガチャを回したりしなければならない
という理由があり、そのどれも「今から総選挙に参加したい」というユーザーには難しい問題だからです。というわけで、総選挙のためだけに今モバマスを始めたという方は、ぷちデレラコレクションはあまり無理せず、場合によってはスルーするのが良いかもしれません。少なくともぷちコレのために課金するなら、そのお金でスタドリを入手して戦力を補強した方がマシです。
ただし、ぷちコレは毎日3ステージに分かれており、そのステージが始まるごとに「ステージ専用ドリンク」が支給されるため、しっかり全ラウンド触れるなら無課金でも多少殴ることができます。もし参加できるなら、
- ステージ序盤の方は「ぷち衣装アピール」ではなく、EP3の「全力アピール」でコンボを増やす
- ステージ終盤(終了20分前ぐらいから)は「ぷち衣装アピール」を行う
- 「ぷち衣装アピール」はできる限り「ぷち衣装アピールチャンス」に合わせて使用する
という殴り方が無難です。
# # #
駆け足になりましたがぷちデレラについてはこんな感じです。まわりの初心者モバマスPにも教えてあげてください。
第6回シンデレラガール総選挙・予想と短評 #1
第6回シンデレラガール総選挙が始まって早3日目、デレマスPの皆様はいかがお過ごしでしょうか。私はかなり肝を冷やす日が続いています。今回は、Twitterで出回っているいわゆる「出口調査」についての自分の考えも踏まえた上で、ひとまず現状総選挙について予想できそうなことを書いてみたいと思います。
※以下の記事は個人の意見に基づいた総選挙結果予想で、信憑性のあるデータ等に基づいた主張ではありません
※昨年も第5回総選挙について予想していますが、私の予想はことごとく外れています
第6回総選挙の背景事情について
今回の総選挙は、形式が今のところ第5回とほとんど同じということもあり、背景事情についてもほとんど差は見られません。すなわち、第5回で見られたような
- シンデレラガール(得票第1位)については、月末ガチャが強く影響する
- 属性上位3位については、程度の差はあれボイス未実装組が後押しされる
- これまで50位以内にランクインしなかったアイドルもちらほらと顔を見せるようになる
という傾向になると予想されます。一方、今回はこのような事情に加え、
という新たな要因も増えることになりますが、前者については、これまでも中間発表後に当初有利と見られていなかったアイドルが得票を増すといったバンドワゴン効果的な現象が見られており、また後者については「モバマスから楽曲総選挙へ」影響を及ぼす(○○というアイドルに××という曲を歌わせたい)ことはあっても「楽曲総選挙からモバマスへ」影響を及ぼす(××という曲を歌わせたいから○○というアイドルを勝たせよう)ことはないと思われるため、あくまでも大勢としての状況は変わらないものと考えられます。
いわゆる「出口調査」について
今回からTwitterに投票したという報告を投稿できるようになったため、その投稿をアイドルごとにまとめてツイート数・投票ユーザー数を数え上げるという、いわゆる「出口調査」を有志で行っている方が複数名いらっしゃいます。
https://twitter.com/tottokotkd/status/852045124276072448
第6回総選挙出口調査 4/11 24時更新
— 電撃的劇的奇人 (@ferixsferisis) 2017年4月11日
投票ツイート数を純粋にカウントしただけです。同じ人のだから除外したりしてません。だから実際の結果とは激しい乖離があることが予想されます。あくまで一つのデータとしてみてください。https://t.co/a5RSfJvalE
ざっと私が目にしただけでもこんな感じです。
まず最初に申し上げますと、こういったいわゆる「出口調査」をすることについて私は肯定的な立場を取っています。というのも、ある程度ユーザー内の投票行動が可視化されることは、それが順調な結果であれ劣勢な結果であれ、投票するユーザーにとってのモチベーションたりうると考えるからです。加えて、投票を呼びかける根拠(もう少しで○○圏内に届きそうなんです、等)にもなります。
しかしながら、これらの予想を挙げている方が自ら言及していることもありますが、
といった観点から、総選挙結果や速報の「予想」として使うことはかなり難しいと思われます。しかしながら1. と2. について、どのアイドルについても「だいたい同じくらい」見えない票が存在し、1回あたりの投票数も「だいたい同じくらい」と仮定するなら、ある程度「出口調査」の結果も検討に値するような気もします。
もちろんこの仮定が成り立つとは考えにくいですが、とりあえずのこれらの仮定を許してその代わり「話半分に数字をとらえる」ということを許すのであれば、「出口調査」の結果・速報値は(重ね重ねになりますが)完全にはアテにできない数字であるものの、ある程度のレベルで非常に参考になる数字たりえるということを、ここに主張しておきたいと思います。
予想:シンデレラガールについて
前置きが長くなりましたが、ここからが予想の本番です。まず、誰がシンデレラガールになるか、属性別に候補を予想してみます。
キュート:突出した存在はいないが佐久間まゆに注目
キュートといえば、従来から前川みく・安部菜々の両名がかなり安定した強さを見せており、第4回・第5回では揃って1桁順位にランクインしています。しかしながら、最も惜しかった第4回で前川みくが2位につけた時以外でシンデレラガールの座に迫る勢いを見せたことはなく、あえて言うならば第5回でも卯月が圧倒的すぎた結果「次につながる」という雰囲気の得票数にはなりませんでした。
先代シンデレラガール(CG)である卯月については、やはり歴代CGと同様、前回のCG獲得から5thアニバに続く流れで卯月Pが疲弊したと考えられるため上位ランクインは望めないと考えられます。ではキュートにはもう第6代CGが望める人材はいないのかというとそうでもなく、「出口調査」を見ると佐久間まゆが今のところトップ層に位置しています。
ここ数回の総選挙で佐久間まゆは安定して上位50位ランクインを果たしているものの、第5回は27位とそこそこの結果に終わっており、正直なところトップ層にいるかもしれないという現状は意外ですし、前章で述べた3. の通りまゆPの投票行動が特殊(他のアイドルと比べてツイート多め)ということも考えられます。しかし、もし仮に現状の「出口調査」に表れている状況の通りであるなら、シンデレラガールに最も近いCuアイドルは佐久間まゆということになります。ここは中間発表の結果で確かめたいポイントの1つです。
クール:高垣楓が断トツ有利の前評判だが、藤原肇もワンチャン
クールでシンデレラガール候補といえば何と言っても高垣楓ということになりますが、ここへ来て藤原肇の勢いが非常に強いです。やはり前回10位にランクインしておきながらその後サプライズのボイス実装もなく、というかその前から総選挙では安定して結果を残しているのにかなり「不遇」とも言える現状から、言わば「リベンジボーナス」的なバフが掛かっているとも予想されます。
しかしながら、これまた前述した通り肇Pの投票行動が特殊である可能性もかなり高いと考えられます。より具体的に言うならば、Twitterに現れていないいわゆる「暗票」の数を比べると楓の方が恐らく多いでしょう。このことから、やはり中間発表が出てみないと、Coの一番手争いはかなりの接戦になっているかもしれないし、そうでないかもしれないとしか言えないと思われます。
パッション:一番手は本田未央だがやや厳しい
パッションの総選挙上位はキュートやクールと異なり(ガチャブーストを抜きにしても)回を追うごとにめまぐるしくメンバーが入れ替わるという印象がありますが、その中でも安定した成績を残せているアイドルというと本田未央ということになります。今回も「シンデレラガールは楓か未央」と予想されている方が少なくないかと思いますが、現状「出口調査」ではまゆ・楓・肇の一番手グループからは一歩引いた二番手グループに位置しています。
正直楓の集票力は第6回のCG候補の中でも頭一つ分抜けており、それに追随しているかもしれないアイドルがまゆ・肇と2名いる中で先頭集団に遅れを取っているのはかなりの痛手と思われます。また、Paは属性内2位以下にボイス実装を待っている有力なタレントが複数名いる中で票が分散しやすい傾向もあると考えられるため、一番手は未央だが、現状CGを狙うには厳しいという結論になってしまいます。
結論:やっぱりガチャブが物を言うのではないか
ということで、シンデレラガール候補の有力度の関係をまとめると、大体以下のようになります。
楓>肇≒まゆ>>未央
もし中間発表の結果肇が1位で楓が2位なんてことがあったら、その暁にはCG争いはかつてない激しい闘いになるでしょう。まゆが1位・2位に絡んだ場合も同様です。
しかし、上記の議論で無視している非常に重要な要素があることに皆様もお気づきかと思います。それはズバリガチャブースト(ガチャブ)で、今回についてもやはりガチャブがあれば非常に有利になると言わざるを得ません。前回の第5回では1位の卯月と2位の楓の差は約30万票となっており、月末ガチャのうち投票券がついているものを700人が回せばひっくり返る差です。*3結局卯月が差し勝った要因として、ガチャブは重要な要因の1つと言えるでしょう。それが今回にも言えると思います。
ということで、結論としては「ガチャブがつくなら楓で決まり、楓以外の3人にガチャブがつくならそのアイドルが圧倒的有利に立つ」という何の面白みもない予想となります。
予想:属性上位3位について
お次は総選挙CD選抜圏内となる、「属性別の上位3位」の予想になります。
キュート:非常に厚い壁を関裕美は乗り越えられるか
CuはCG予想でも既に述べた通り、安定して上位に入る人材が揃っています。前川みく・安部菜々は今回もかなり有利であり、さらに今回上がってきた佐久間まゆ、さらには緒方智絵里や輿水幸子といった名だたるメンバーが揃っています。今回焦点になるのが、ボイス未実装の関裕美がこの中に割って入っていけるかどうかという問題になります。
やはり現状上位ランクインが予想されるボイス実装済みメンバーは、過去の総選挙でも実績があり、デレステP等広く知名度を持ったアイドルです。しかしながら、一方で今回の場合頭抜けたアイドルは今のところまゆぐらいで、他のアイドルはかなり近いところで競っている状況になっています。私の予想では、裕美が上位ランクインを果たせる可能性は十分あると考えています。他の有力だったCuアイドルの早坂美玲・乙倉悠貴にボイスが実装された今、Cuアイドルの中で「次にボイスをつけよう」という向きが働く最有力候補は裕美であり、裕美Pだけでなく広く支援票を集められれば名だたるメンバーにも勝てるのではないかと思います。
クール:楓と肇の2枠は確定、荒木比奈はTP越えなるか
楓と肇については最早CG争いというレベルの話なので言及は不要でしょう。ということで問題になるのが「Co3位に誰が入るか」という問題になります。最も有力なのが「トライアドプリムス」(TP)のうち北条加蓮と神谷奈緒ということになりますが*4、Cu同様に気になるのが荒木比奈というボイス未実装アイドルが上位に食い込めるかどうかです。
正直な感想として、やはりTPを総選挙で相手にするのは非常に厳しいです。どちらも単体で十分強いアイドルである上、TPという事実上モバマスで最強のユニットのメンバーである2人が一緒にランキングを上がっていくのはぶっちゃけ物語として見て完璧です。デレステP等普段のモバマスユーザー以外への訴求力もあります。中間発表後、「やっぱり荒木比奈やるやん」となって支援票を集められるか、あるいはブルーナポレオンやサイバーグラスといったユニット票を集められるかが焦点になってくるかと思います。
パッション:未央と喜多見柚は有利、あとの1枠がどうなるか
未央についてはおそらくPa1位となり、2位については喜多見柚が収まる形となるのではないかと思います。柚については第5回で惜しくも属性上位3名に入れなかった肇と同じ「惜敗組」となりますが、13万票届かなかった肇に比べ柚は1万票とかなりの僅差でした。この状況からも柚Pは非常に燃えているでしょうし、柚が2位に入るのはやはり惜敗組の肇と同様ほぼ間違いなしではないかと考えられます。
一方で、残りの1枠は開けてみないとわからないというのが正直なところです。有力なのは村上巴・喜多日菜子・南条光あたりですが、どのアイドルも同じぐらい決め手に欠けており、どのアイドルが有利とは一概に言えない状況です。前回佐藤心がランクインを果たしたように、Paは浮動票がかなりの程度発生していると考えると、中間発表で最も目立つことができたアイドルが3位に入るのではないかと予想されます。
結論
ということで、私の第6回シンデレラガール総選挙にあたっての順位予想は以下の通りとなります。
- 1位:高垣楓
- 2位:藤原肇
- 3位:佐久間まゆ
- 4位:本田未央
- 5位:荒木比奈
- 6位:喜多見柚
- 7位:安部菜々
- 8位:神谷奈緒
- 9位:北条加蓮
- 10位:関裕美
- 11位:緒方智絵里
- 12位:鷺沢文香
- 13位:村上巴
- 14位:前川みく
- 15位:輿水幸子
まぁ、前回は外れましたし今回も大概信用ならない予想ではあると思います。ただし、とりあえず5位のところだけは予想が外れないように悔いのない戦いをしたいなぁと思います。
*1:例えば一番上のデータで高垣楓に投票したアカウントは現時点で671となっているが、これにガチャなしで手に入れられる投票券枚数500を掛けても約33万票にしかならない。これは第5回総選挙の1位・島村卯月が獲得した約100万票からは大きく離れており、少なくとも約70万票(実際にはログボ分だけなど投票が少なめのユーザーが多いためさらに多いと考えられる)以上「見えていない」票が存在すると考えられる
*2:例えば、今回でボイス実装を勝ち取りたい藤原肇・荒木比奈のプロデューサーは認知を稼ぐために小分けに投票してTwitter投稿を多めに行うようにしているかもしれない、など
*3:今のモバマスに特定のアイドルのためにガチャを回す人が1人のアイドルにつき700人いるのか、その辺は若干怪しいですが……