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(16/01/11更新)シュヴァリエ・マグナ攻略指南

先日新しくセレマグ攻略記事を書きましたので、それに対応する形にシュヴァマグ攻略記事も書き直したいと思います。

なぜシュヴァマグを殴る必要があるのか

何かと対の関係になっており1セットでまとめられることも多い光と闇ですが、セレマグが闇強化の唯一の手段と言える一方でシュヴァマグはそうでもないと言えなくもありません。理由としては古戦場イベントで攻刃SSRが大量に配られることが最も大きく、もし仮に万が一たまたまゼウスなんかを引ければ、古戦場をしばらく頑張りさえすればシュヴァマグで非常に長い間修行を積み重ねるよりも楽に戦力を強化できたりもします。しかしながら、ゼウスは一応ルシフェルやバハムートなどといった石と同様にサプチケ交換対象から外れており、光属性を強化するなら真っ先に手に入れたいルシフェルと合わせてなかなか手に入れられない召喚石になっています。そこで、ルシフェルやらゼウスやらがいなくても光を極めたいとなると、やはり常設で無課金でも殴れるシュヴァリエ・マグナを殴り続ける必要があるということになります。

ちなみにセレマグ攻略記事にもありますが、光・闇のマグナを比べると、闇の方のセレマグの方がややとっつきやすいボスになっています。シュヴァマグに関してはセレマグである程度攻刃武器を集められたら手をつけていくという形でもいいかもしれません。またこの記事においてもセレマグよろしく確定流しを狙いとし、敵HPが50%を切った後のことは考えないことにします。

シュヴァリエ・マグナの行動パターンと攻略思想

シュヴァリエ・マグナは以下のように行動します。

  • 特殊技*1:イージスマージ(弱体効果回復・防御UP・全属性耐性UP・再生・弱体耐性UP)
  • 特殊行動1:イージスマージ解除(敵の弱体耐性UP・攻撃UP・DA確率UPなどのバフが1つでも解除された時に発動。敵の強化効果消去・攻撃UP・DA確率UP)
  • 特殊行動2:イージスマージ(バトル参戦時に発動。効果は特殊技1と同じ)

シュヴァリエ・マグナの通常攻撃は、特殊行動1の「イージスマージ解除」で付与されるバフに伴い一発が非常に重く、なおかつ2回攻撃される可能性が高いものになっています。以上をまとめると、ソロでシュヴァマグに挑む場合、おおむね次のようなルーチンでバトルが進みます。

  1. 参戦時:敵にバフもデバフもかかっていない
  2. 1ターン目:イージスマージ発動。ディスペルで解除する
  3. 2ターン目:イージスマージ解除
  4. 3~5ターン目:ディスペルなどによりバフが解除されない限り、普通に殴ってくる
  5. 6ターン目:イージスマージ発動。ディスペルで解除する
  6. 7ターン目:イージスマージ解除
  7. ...

さらに、イージスマージ解除後のシュヴァリエ・マグナにはサクリファイスという固有の特殊効果が発動します。これは敵にかかっているデバフの数に応じて攻撃力がアップ・防御力がダウンするというもので、デバフ1個につき攻撃力が10%アップ・防御力が10%ダウンするというものになっています。これは付与されているデバフ自体の効果と累積するので、例えばミゼラブルミスト(攻防25%ダウン)・アローレインIII(攻25%ダウン)によるデバフが付与されている場合、攻撃力は-25%-25%+10%+10%+10%=-20%(20%ダウン)、防御力は-25%-10%-10%-10%=-55%(デバフ下限により50%ダウン)となります。防ダウンのデバフを大量につけなくても防御力が下限まで下がる一方、適当にデバフをつけていくと攻撃力が上がって通常攻撃で事故死する確率も上がり、いろいろと考えながらデバフをつける必要があります。

以上のような行動パターンから、シュヴァマグ戦ではおおむね以下のような攻略思想で望むことになります。

  1. イージスマージが発動したらディスペルで解除する(必須)
  2. 敵には必要最小限のデバフしかつけない
  3. できる限り敵の通常攻撃は回避するか、ダメージカットを行う
  4. 困ったらイージスマージ解除を行い攻撃行動をスキップさせる*2

どうでしょうか。書いていて改めて思ったのですが非常にややこしいですね。ちょっとよく分からないという方は実際にやってみた方が早いかもしれません。次から実際にシュヴァマグ攻略に必要なジョブ・アビリティ・キャラ等を説明していきます。

シュヴァマグ攻略におすすめのジョブ

ビショップ
  • 利点:シュヴァマグ攻略に必須のディスペルを抱えている。さらに回復もでき、万が一1人のキャラが通常攻撃を続けて喰らって退場した場合でも蘇生させることができるため、パーティ全体の継戦能力を高める
  • 欠点:デバフは持っておらず火力も低め。回復役ではあるが防御も高いという訳ではないため、事故死する可能性もそれなりにある
  • おすすめEXアビリティ:ブラインド、アローレインIII

ディスペル必須で攻撃が重いシュヴァリエ・マグナにはうってつけとも言えるジョブ。利点としてはシュヴァマグ攻略には必須のディスペルを固有アビリティとして抱えていること、比較的短めのリキャストで回復が打てパーティ全体の継戦能力が上がること、また万が一敵の重い一撃を二度も喰らってしまい戦闘不能になったキャラを蘇生させることができることで、比較的確定流しに時間のかかる人はビショップから始めると比較的安定して討伐できる。また闇ビショップ特有の特徴として、蘇生を固有アビリティとして抱えていることから、サルナーン(闇)やザザといった自殺ダメやかばうを使えるキャラを比較的自由にバトルメンバーから出したり入れたりすることができる。確定流しの段階では関係ないが「光の剣」を受けた後も生き残って戦うことを考えるとここら辺を活かせば上手く立ち回れるかもしれない。一方ビショップは回復タイプなので決して打たれ強いというわけではない。したがって主人公が集中砲火を浴びると即バトル続行不可能となることも珍しくなく、HP管理には気をつけておく必要がある。またデバフはEXアビリティや他キャラに頼ることになるのも1つの欠点。EXアビリティは敵からの攻撃を確率でMISSにするブラインドや、通常攻撃を弱めるためのアロレなどがおすすめ。

ダークフェンサー
  • 利点:ヴァンピィなどと組み合わせれば、主人公がディスペルを持たなくてもイージスマージを回避しつつ殴ることが可能
  • 欠点:通常攻撃を喰らうターンは長くなるため、回復役などかいないとすぐにパーティが壊滅することもありうる
  • おすすめEXアビリティ:(ディスペル持ちキャラがいなければディスペルで確定。他のキャラがディスペルを持っていれば)アローレインIII、ブラインド、メディク

シュヴァリエ・マグナの最大の問題として、およそ6ターンごとに張られるイージスマージを解除するためにディスペルを持っていかなければならないということがある。ところがダークフェンサーのグラビティとヴァンピィの2アビなどを組み合わせれば、イージスマージが張られる間隔が長くなり、ヴァンピィの1アビにディスペルを任せて主人公は別のアビリティを持っていくことができる。例えばEXアビリティにアローレインIIIを積んで行けば、他のキャラクターのデバフなしでも防御力は下限まで下がり、攻撃力もサクリファイスの影響でデバフの効果が軽減されるとはいえかなりの倍率で下がる。一方でチャージターンは6と通常攻撃を受けるターン数は他のジョブの時より1ターン増えるので、こまめな回復を心がけないとすぐに死ぬのが難点。正直なところディスペル持ちのキャラ(というかぶっちゃけヴァンピィ)を持っていることが前提のジョブである。EXアビリティは攻撃力をかなりのところまで下げられるアロレ、ビショップと同じく敵攻撃の命中率を下げるブラインド、あるいは敵の攻撃を耐え忍ぶためのメディクなどがおすすめ。

ホーリーセイバー
  • 利点:防御アビリティを多く抱えることでパーティの耐久力が上がる
  • 欠点:回復役がいないと長期戦では不利
  • おすすめEXアビリティ:ディスペル、(ディスペル持ちキャラを持っていれば)アローレインIII

ビショップはダメージを受けても回復して戦おうという思想のジョブだったが、逆にあまりダメージを受けないようにしようという思想のジョブがホーリーセイバー。ファランクスIIやかばうを使用することで他のパーティメンバーへのダメージを極力防ぐことができ、特にかばう使用時にはサポートアビリティの効果が発動すればダメージを全カットすることも稀にある。通常攻撃が痛いシュヴァマグでは重要な壁役となっており、ある程度の火力が出るようになったらビショップよりホリセの方が安定することもある。逆に言うと火力があまり出ず、長期戦を強いられる人にとっては回復役がいなければホリセは厳しい。ダメージをいろいろとカットしているとはいえ少しずつ喰らっていることは確かなので、最終的にはジリ貧となってどうしようもなくなってしまうこともある。EXアビリティはディスペル持ちキャラがいなければディスペルで確定、いればアローレインIIIでさらに攻撃の痛さを軽減するのが無難か。

シュヴァマグ攻略におすすめのキャラクター

シュヴァマグ攻略は主人公の立ち回りが非常に重要で、場合によっては長期戦に持ち込めばどうにかなるということもあることから、正直なところ「このキャラがいないと……」みたいなキャラはあまりいないという印象です。しかしながらやはり重要なキャラがいることは確かなので、そんなキャラを何人か並べてみたいと思います。

ヴァンピィ(SSレア)

前章でも説明した通り、ディスペルを抱えていることで主人公のEXアビリティにある程度の幅を持たせられる。さらにスロウ+奥義促進も非常に強いアビリティで、ダクフェと組み合わせればイージスマージを張らせることなく長いターンの間殴ることも可能になる。また攻撃行動を制限する魅了も通常攻撃が痛いシュヴァマグでは重宝する。ぶっちゃけ今闇パで1人取れと言われたら迷わずヴァンピィを選ぶべきかなと思います。

レディ・グレイ(SSレア)

25%防デバフのディープダウンを抱えていることから、敵の防御を下限まで下げやすい。正直それ以外は大したことないダメージアビ・シュヴァマグ戦においてはサクリファイスの仕様から邪魔になりうる毒付与アビとあまり特筆すべきことがないが、ディープダウンを抱えていること一点のみでも重要な役を担っていると言える。ヴァンピィの次ぐらいに闇パで取っておくべきキャラ。

ナルメア(SSレア)

源氏の構え時の2アビと神楽の構え時の3アビを組み合わせることで尋常ではない火力を出せることでおなじみ。強さが非常にわかりやすい反面、素のHPの低さと胡蝶刃の効果で非常に打たれ弱いことから、守護スキルを積んだり装備の上限解放を進めてステータスを上げていたりしないとすぐ退場してしまうリスクも兼ね備える。キャラとしてもかなり魅力的ではあるが正直なところやや上級者向けかなというキャラ。

闇サルナーン(SSレア)

一般に産廃扱いされているキャラではあるが、破壊的なディスペルを持っていることから一応イージスマージ解除を誘発して時間稼ぎをするとか、イージスマージ展開時にディスペルを使っても1ターンだけはカスダメしか与えられないあのもどかしさを解消してくれるといった役回りを果たしてくれる。またフォビドゥンカースとルナーメアを組み合わせて強制的に戦闘不能にし、後列に控えるザザなどの壁役を呼び出すといったプレイも可能。まぁ、他に有効なキャラがいればそっちを使った方がいいのは確かですね……

ウィル(Sレア)

闇キャラとしては非常に貴重な回復アビリティを抱えており、パーティの継戦能力向上に一役買ってくれる。2アビのDA確率UPで多少は火力も出してくれることから、SRの中ではかなり使い勝手の良いキャラクター。手持ちのSSレアがあまりパッとしない場合は、SSレアの代わりに入れるのも割とアリ。

ザザ(Sレア)

アビリティが全部防御アビという闇パ随一の壁役キャラ。自己防御バフとかばうを兼ね備えていることから、他のキャラクターがピンチの場合にはザザに背負わせてしのぐといった使い方がメインになりそう。また2アビのかばうは+で20%ダメージカット効果が追加されるため、さらに壁役としての性能が上がる。こちらもウィルと同じくSSレアの代わりにパーティに組み込める性能のキャラになっている。

シュヴァマグ攻略におすすめの召喚石

アテナ、カーバンクルオパール、セレスト

それぞれ30%ダメージカット(1ターン)、光耐性50%UP(3ターン)、光耐性20%UP(3ターン)の召喚効果を持つ。確かに通常攻撃が痛いシュヴァマグではあるが、ダメージカットをすれば多少は軽減されるため、持っていれば積極的に編成に組み込んでいきたい。

ロボミ発進指令

味方の強化効果も1つ消去してしまうというデメリットはあるが、敵の強化効果を消去することでイージスマージ解除を誘発し、1ターン時間稼ぎができるという点は非常に優秀。ただしイベント限定石なので復刻(あれば)まで手に入らないのが痛い。

アルバコア

かなりの確率で連続攻撃をしてくるので、DA確率を下げるアルバコアはそれなりにありがたみがある。こちらもイベント限定石なので復刻まで手に入る目処が立たないのが問題。

サタン

強い石がいなければ闇メイン召喚石としても使える。また召喚効果が少し強めの暗闇のため、当たるとかなり命中率が下がってありがたい。しかしながら、効果が強い分暗闇付与の成功率は高くなく、またリキャストが長いためあまり信用できないという難点があります。暗闇が欲しければ普通にブラインドを積んで行った方が無難かも。

今回は以上になります。更新前の記事からガラリと構成を変えましたが、前の記事に記載していたことで確認したいことなどがあればコメントにてお知らせください。他にも何か質問等あればコメントにて受け付けますのでお気軽にどうぞ。

*1:チャージターン(◇)が全て溜まり、なおかつ敵の弱体耐性UP・攻撃UP・DA確率UPなどのバフが1つも解除されていない場合に発動

*2:チャージターンがMAXでない時にディスペル等でデバフを解除すると、イージスマージ解除が発動しチャージターンも進みます。チャージターンがMAXの時はイージスマージ解除は発動しますがチャージターンは進みません