Dreamdancer - 更新終了

モバマス初心者向け記事とかを書いていました。弊ブログの内容を転載したい方は最新記事をご覧ください。

連続記事・モバマスSレア徹底分析④ コスト17編

ちょっと時間が開いてしまいすいません。今日はみんな大好きコスト17を扱ってみます。相場は6/9頃のスタドリ相場平均を採用しています。またコストごとの相場については、平均値を用いると例外的に高いカードの相場に影響されて各属性・コストごとの特徴がつかめなくなるため、中央値を用いてこれを代表的な値としています。

この連続記事を書いたりアクセス解析の検索ワードを見たりして思ったんですけど、Sレアの全体的な傾向はなぞってみましたが「実際にどのSレアが安くてお手軽で強いか」についてはまだ書いてないんですよね*1。というわけで今年の9月あたりに発表する記事はそれについて書こうかなと今のところ考えています。

17コスト

Cu 枚数:30 攻平均:16266.3(コスト比:956.8) 守平均:14891.0(コスト比:875.9) 相場中央値:43
Co 枚数:29 攻平均:16323.0(960.2) 守平均:14763.1(868.4) 相場中央値:57
Pa 枚数:36 攻平均:16267.4(956.9) 守平均:14964.4(880.3) 相場中央値:44

2012年秋~2013年夏頃に登場したガチャ・上位Sレアの他、全てのメダルチャンス報酬Sレアが該当します。16コストに比べると能力は17コストの方が当然高いのですが、相場は17コストの方が安いです。この理由は以下の5つが考えられます。

  1. 2012年夏頃からモバマスのユーザー数が増えてきた(ガチャ排出枚数=流通量が増える)
  2. 2013年1月配布分から上位報酬の配布枚数が増えた(上に同じく流通量が増える)
  3. ガチャSレア・上位Sレアともに既に何度か復刻された
  4. 18コスト・19コストの追加に伴い“格落ち”のカードが増えた
  5. メダルチャンスSレアが全体的に安い

ですから、14コスト~16コストの恒常Sレアなどから手持ちを強化したいという場合は、同コストでステータスが強いカードを入手するより、17コストの安いカードを入手する方が割に合うということがしばしばあります。さて、前述の通りカードの登場期間が長く、またそれに伴いステータスにもかなりバラつきがあるため、17コストについては攻発揮値ごとにカードの特徴を見ていきたいと思います。

攻発揮値18000~

Cu2枚・Co1枚・Pa3枚が該当します。当然ですが攻コスト比は全てのカードが1000を優に超えるため強いです。特技は[恋愛シンドローム佐久間まゆ・[だだっ子お姫さま]双葉杏が守デバフ・[はにかみバレンタイン]向井拓海が自分バフの他は攻片面極大固定となっており、発揮値と合わせるとかなり心強いです。相場はまゆと[ピュアバレンタイン]渋谷凛以外はおおむねスタ200程度に収まっています。16コストまではコスパを考えると人気アイドルのカードでも手を出しづらいですが、このクラスになると実戦でもそこそこ働いてくれるので入手することも現実的な選択肢と言えます。

攻発揮値17000~18000

Cu7枚・Co9枚・Pa7枚が該当します。こちらも当然ですが攻コスト比は1000を超えます。自分のバクメンに対するバフ特技・相手のバクメンに対するデバフ特技を問わず、バクメン対象の特技は通常の特技と比べると格落ちですが、[夜桜小町]藤原肇・[笑顔の女神]新田美波・[アニバーサリープリンセス]十時愛梨はイベント上位報酬かつ人気アイドルということもありスタ400~500台と相場は高いです。その他はおおむね通常のバフ特技が多く、相場は人気・流通量を如実に反映していると言えます。中でもCoは錚々たる面子が揃っており、恒常を除けばすべてのカードが約スタ200以上で取引されています。恒常の枚数を比べるとCu1枚・Co2枚・Pa3枚となっており、少ないスタドリでそれなりの強さのカードを揃えようと思うとPaがやや有利となっています。また、[水彩の乙姫]栗原ネネは初登場が[渚の天使]神崎蘭子の復刻ガチャで、しかもなぜか2回復刻された(通常のガチャ限定Sレアであれば毎年正月の1回)ため、流通量が多く恒常並みに安くなっています。

攻発揮値16000~17000

Cu7枚・Co9枚・Pa9枚が該当し、2012年冬~2013年春頃までの上位・ガチャ目玉とメダルSRが含まれます。特技は両面デバフの2枚を除く全てのカードが通常のバフとなっています。イベント上位報酬の[リトルプリーステス]成宮由愛・[コロッセオクイーン]及川雫が上位報酬のため最も高く、限定ガチャの目玉がスタ100~200程度で取引され、それ以外のカードは恒常・メダルなどが性能に応じてスタ2桁で取引されています。例外的なのが[新春ロッカー]多田李衣菜で、このカードは初登場が2012年12月末ガチャで、さらに復刻時の追加Sレアが[シンデレラガール]神崎蘭子だったため、排出量が非常に多くなり恒常並みの相場になっています。一方、[学園の秘密・S]五十嵐響子はアイプロシャッターチャンス報酬のため流通量が少なく、さらに現時点でメダルSレア最高の攻コスト比(982.1)を誇り、加えてCuのボイス未実装アイドルの中でも人気が最上位ということから、通常のメダルSレアの2倍以上の相場で取引されています。

攻発揮値15000~16000

Cu11枚・Co7枚・Pa13枚が該当し、ほとんどすべてのカードがメダルSレアです。月末ガチャ目玉2番手・3番手の[酔いどれお姉さん]片桐早苗・[薔薇色花嫁]櫻井桃華がスタ80~90台で取引されているのを除けば、他の全てはスタ20~40台で取引されています。特技はほとんどが攻守or攻片面2色特大~極大バフのため、性能面でもあまり差が見られず、人気のあるアイドルや攻片面特技のアイドルがやや高めとなっています。例えば、[美貌の麗女]東郷あいはバクメン特技ですが、根強い人気からスタ51で取引されています。

攻発揮値~15000

Cu3枚・Co3枚・Pa4枚が該当します。このクラスのカードは全て守備特化型となっており、ほとんどが守コスト比1000超えで特技は全カードで守片面特技です。相場は総じて安いですが、追加時期が古い[魅惑のカクテルレディ]高橋礼子・[セクシーバニー]兵藤レナはスタ50台とやや高めになっています。

まとめ

攻発揮値17000台のカードに引っ張られてCoの攻平均値・相場が比較的高いです。Cu・Paでは比較的強いカードでもスタ100台前半で手に入ることが多いですが、Coでは恒常よりも強いカードとなると一気にスタ200程度まで相場が引き上がります。その分人気アイドルが多くグラフィックも恵まれているということにはなるのですが、やはり“Coはお高い”ということになります。

高額カード
[恋愛シンドローム佐久間まゆ … スタ820
第9回PMF上位報酬です。アイドルの高い人気に加え、まだ中間ランキング報酬として復刻されていない関係から、流通量もそこまで多くありません。また、ここからは私の憶測ですが、まゆが好きなPは一度このカードを入手したら何があろうとそのまま抱え込んでしまうのではと考えています。これが事実だとすれば、やはり流通量は一般的な上位報酬よりも少ないと考えられます。

次回はコスト18について書きます。

*1:以前書いたのは微課金まで向けでそれ以上となるとあまり参考にならないので